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サイベスト

サイレージ調製の基本

サイレージ調製の目的は、「酪酸発酵を阻止する」ことにあります。その為には、牧草の詰込時にしっかりとした踏圧、早期密閉による嫌気的条件及び排汁処理が前提となります。次に、酪酸発酵を抑制するために、低水分化もしくは低pH化を選択することが必要です。
 この低水分化を図るには予乾作業が前提になりますが、天候に大きく左右されやすく、適期刈りや水分調整が大変難しいのが現状です。さらに、過度の予乾は、二次発酵や嗜好性の低下を招くなどの問題が多く、理想的ではありません。もう一方の低pH化を実現するには、乳酸発酵を促進する、もしくは酸添加を行うといった方法が一般的です。
 その乳酸発酵ですが、乳酸菌が草の糖分を原料に乳酸を生成し、その酸により酪酸菌などの不良菌を抑制し、サイレージの変敗を防止することだ、というのを皆さん知っていましたか?
 要するに、乳酸菌が作る乳酸により、牧草が酢漬けのような状態になり、不良発酵を抑えているのです。
 しかし、牧草中の糖分が少なかったり、乳酸菌の活動が不十分な場合、乳酸の生成量が不足し、pHを理想である4.2以下まで低下させることができません。pHが低下しなければ不良菌の活動を抑えることができず、特に酪酸発酵をする酪酸菌が増殖し、サイレージを劣化させます。
 これに対し、加酸法は確実にpHを4.2以下に下げることにより酪酸発酵を抑制することが可能です。よって、サイベスト(ギ酸)は最も理想的な添加剤といえるのです。

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